「じつは僕自身はあまり表に出るのが好きではない。こう見えても、ほんとうは人見知りするタイプなのだ。では、なぜテレビに出演するのかと言えば、単純に『企画が通りやすい』からである。」
(「企画悩」秋元康著 PHP文庫)
◆あんた誰?
何年前かな。
ある知人が上司に「酒井とし夫を講演に呼んでほしい」と言ってくれたことがあります。
その知人は私のことを知っているけれど、上司は私のことは知らない。
だからその上司から電話がかかってきてこう言われました。
「あんた、誰?何やっている人?」
だから、やっていることや、やってきたことを細かく説明しました。
ず〜っと説明して、そして、最後にこう言われました。
「でさ、あんた講演できるの?」
その時にこう思ったんです。
↓
「あ〜、やっぱ、自分が何者か説明しなくてもいいくらいには
有名にならんといかんなあ」
だから、メルマガをせっせと書いて読者さんの数を増やした。
ブログをガシガシ書いてアクセスを増やした。
ツイッターをびしびし投稿してフォロワーさんを増やした。
講演の依頼を受けてどんどん実績を積んだ。
せっせと手紙やハガキを書いた。
ニュースレターを送った。
だって、TVなんか出られないもんね。
だから、自力で露出を増やすためにこういったソーシャルメディアや販促ツールを利用しました。
おかげでメルマガの読者さんは2万3千人になり、ブログは毎日2000人の人がアクセスしてくれ、ツイッターのフォロワーさんも1万4千人になり、講演実績もどんどん増えました。関係者向けのニュースレターも毎月数百部発送しています。
そして、メルマガの読者さん、ブログのアクセス者の方、ツイッターのフォロワーさん、そして講演会の参加者の中から「DVDが欲しい」「講演に来て欲しい」という依頼を頂けるようになりました。
これって私の「実力」というよりは、絶対に
「露出数」のおかげ。
なぜ、名もないメーカーの車よりトヨタの車を買う人が多いのか。
もちろん、質もあるけれど「露出数」が違うからだよね。
なぜ、駅前で歌っている人の自費制作CDより、AKB48のCDが売れるのか。
もちろん、質もあるけれど「露出数」が違うからだよね。
自分は能力が劣っているのではないか、質が劣っているのではないか・・・。
そんな思いのとらわれている人がいたら、こうアドバイスします。
「人の3倍露出数を増やせ」
質に自信があるなら、せっせとDM書いてください。手配りしてください。ポスティングしてください。集会に出てください。電話してください。メール送ってください。メルマガ書いてください。ブログ書いてください。つぶやいてください。Facebookに投稿してください。
あの秋元康さんでさえこう言っているのですから。
↓
「なぜテレビに出演するのかと言えば、単純に『企画が通りやすい』からである。」
PS.
商売にいかす!ツイッター入門。
(今日の商売とビジネスに役立つ格言)
『まず強い目標を立てる。それを達成するためにあらゆる技術を動員する。「できそうだったらやってみよう」というのとは大きな違いがある。』
(井深 大)
10秒で分かる!今日のキャッチコピー
何事も上達の近道はお手本を学ぶこと。マネぶことです。
キャッチコピーの作成も同じです。そこで、毎回、1本ずつ新聞、チラシ、
雑誌、書籍タイトル等で見つけたキャッチコピーと、そこに隠された
読み手の興味を引く理由や心理を紹介しますので、
あなたのキャッチコピー作りの参考にして下さい。
今日の10秒で分かるキャッチコピー
↓ ↓ ↓
『大丈夫、みんな悩んでうまくいく。』
悩みや失敗のない人っていないですよね。
多くの人は悩みを抱えているし、失敗の経験もたくさんある。
そこで挫折すると次に進めない。
だから、
「大丈夫、みんな悩んでうまくいく。
40代からの転職セミナー」
「大丈夫、みんな失敗してうまくいく。
来年の合格を手にする○○予備校」
「大丈夫、みんな悩んでうまくいく。
部下を管理する7つのツボ」
「大丈夫、みんな失敗してうまくなる。
60歳からのパソコン教室。」
「大丈夫、みんな悩んでうまくいく。
いまさら聞けない新米ママの子育て講座」
といったコピーで再トライする勇気を与えられるとよいですね。
PS.
売れるキャッチコピーには理由がある!
あなたにも書ける売れるキャッチコピーの書き方は
こちら。